内視鏡下手術の技術認定について説明します。
胆石症の手術としては、腹腔鏡下胆嚢摘出術が標準術式としてひろく普及しています。
最近では、大腸癌、早期胃癌、自然気胸、早期肺癌などにも、内視鏡下手術は広まってきています。
内視鏡下手術は、低侵襲で術後の痛みも少なく、術後の回復もはやいので、患者様にとっては楽な手術です。しかしながら技術的には、通常の開腹手術や開胸手術よりも難しい手術であることも事実です。内視鏡手術による事故の報道も珍しくはありません。
院長は、1990年に日本にこの手術が導入されたときから、積極的に内視鏡下手術に取り組み、この新しい低侵襲な手術の普及のために努力をしてきました。
2004年からは、日本内視鏡外科学会の、技術審査委員会の審査委員として、消化器・一般外科の技術認定の審査も担当しています。
もちろん自分自身も技術認定(05GS-137)を受けています。
この資格は、内視鏡下手術を安全に行えるというだけではなく、十分な指導力があることを認定するものです。
患者様が内視鏡下手術を受けられるときは、日本内視鏡外科学会の技術認定を受けているかどうかを確認されることをお勧めします。
日本内視鏡外科学会のホームページにリストが掲載されていて、どなたでも見ることができます。
http://www.asas.or.jp/jses/info/gijutsu_pdf/shoukaki_ippan.pdf
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