睡眠時無呼吸症候群の検査が始まります!
2018.06.09更新
7月から睡眠時無呼吸症候群の検査が始まります!
ご自宅で睡眠中の呼吸の状態を測定する検査です。検査機器が送付され、手と顔にセンサーをつけて、一晩眠っている間の呼吸と血液中の酸素濃度の状態を調べます。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止や呼吸の低下を30回以上、または1時間あたり平均5回以上繰り返す状態を示します。
日中の強度の眠気や起床時の頭痛、熟眠感が得られないなどの自覚症状を伴います。日中の眠気が原因で重大な交通事故や労災事故の発生が社会問題となっています。
また、生活習慣病と密接に関係しており、放置すると高血圧、循環器系疾患、脳卒中などの合併症の発生が高まり、生命の危険を招くこともある大変危険な疾患です。
睡眠時無呼吸症候群は特殊な疾患ではなく、日本では潜在的な患者が約200万人、治療が必要な患者は約30万人と言われています。
生活習慣に関する指導や適切な治療により、快適な睡眠を取り戻すことが可能です。
・息切れ
・いびき
・無呼吸
・日中の眠気
・肥満
・夜間頻尿
・高血圧
・糖尿病
・心筋梗塞
・心房細動
・脳卒中
などがある方は、医師にご相談下さい。